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あおです。
早いもので、もうすぐ本番です。明日、明後日はどうやら演出の尾間さんより記事の更新があるそうで、役者が担当するブログとしては最後になります。トリですって、トリ。担当したことないのでわかりませんでしたが、こんな気分なんですね、トリって。 本当に時が過ぎるのは早いので、まだもう少し稽古していたかったなという気分です。完成度、もそうなのですが、このメンバーで、こうして演劇をしているということそのものについて、もう少し時間を貰えたら良かったというのに。そんな私的で詩的な指摘でした。 本番前に、ドキドキしなくなったらそれはお終いだなんてどこかで目にしました。それはもう、どこかで心が死んでしまっていて、慢性的な演技になるだとか。ぼくにはよく分からない話です。否定的な話や批評のような要素は、どうにも苦手です。苦手、というか、心細くなるというのが正直なところなんでしょうか。私、自分を分析されるのは結構好きなんです。演技の評価をしてもらうのも好きといえば好きです。注目してもらいたいのでしょうね、きっと。 独特の空気感というか、引き締まるほど、精神が張りつめる結界や空間が形成される気分になります。それが好きでもあり、嫌いでもある。どうにも感傷的な気持ちが浮かびます。感傷的ってどういう意味なんでしょう。 調べてみました。 かんしょう‐てき〔カンシヤウ‐〕【感傷的】 [形動]感情を動かされやすく、何かにつけて涙もろくなっているさま。センチメンタル。「感傷的な歌詞」 ……ふむ。ちょっと違う気がします。あと、メンタルって言葉が嫌いです。それをネガティブにもポジティブにも使いたくない。彼は中性的な子なんです。でもフィジカルは大してそういう意味には取られませんよね。メンタルが弱いとか、メンタル的な強さを発揮する、みたいな強弱か前向き後ろ向きなベクトルが存在するような気がしています。 何かを生み出すこと、表現することに楽しみを見出すことはまだやめられないでしょう。それと同時に、その表現の苦しみもまだまだ続くのでしょう。けれど、好きでいる限りは続けていきたいと思います。いつまで続くんでしょうね。 ところで、『最後のひとり』という、メアリ・シェリーによって書かれた小説があるそうです。それにあやかってみたかったのですけど、なにぶん未読なもので。フランケンシュタインの生みの親とのことで、匿名で出した小説の書き手の素性がばれるってなんだか怖いお話です。ゴシック小説だけに。どういう意味だろう? まあ、そういうわけで、読んだことのある方を元ネタにしてみました。別に居なくなりはしないですけど、誰も。 私はキャストのブログ担当、最後のひとりです。一人ぼっちで首を吊らないよう、気を付けないと。なんてね。
by kazemachi0903
| 2016-03-02 21:33
| 2016年3月公演
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