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こんにちは、「ニートあつめ」演出のあらちゃんです。
15年度新入生公演「ニートあつめ」、ラストブログです。 「くれーのげんきなごあいさつー パート2」ですが、 タイトルは別でお送りします笑 第二部では、ご来場頂いたお客様からの質問に答えていきます!わっしょい! Q.演出は「神様のメモ帳」っていう作品を知っていますか? →はい、知ってます!中学高校の時の友達が本を読んでて、確かアニメ化しましたよね・・・? 主人公の部屋にパソコンがめっちゃあって、 「いいなー、あんな風にパソコン並べたいなー」と夢見ましたよねw Q.芥川さんは何を基に推理したんだろう? →うーん・・・彼自信が感じる何かが真実を導いたんだと思います。 「適当!」とか言わないで下さいって・・・ Q.漫画編集にお抱えの盗人がいるなんていったい何の会社・・・ →普通の漫画の会社です!ただぬすっとりおのボスと社長がお友達です。 ボスはぬすっとりお以外にもシロアリ駆除をする部隊だとか、エアコン掃除のプロの部隊だとかいろんな部隊を統制しています。 要するに「何でも派遣屋さん」みたいな感じですかね・・・ Q.田中晟が奥さんに夏目の不調を教えた方法は・・・? →初回の方は上手く見えなかったかもしれません、ごめんなさい。 実は晟さん、芥川さんが話しをしている間に奥さんに電話をしてたんです。 「電話してから来るの早すぎだろ!」という感想もいただきました、 晟さんの家と夏目先生の家はきっとすごく近いんです!徒歩2分とか! Q.ぬすっとりおのプロフィールを詳しく! →ぬすっとりおは、普段は会社員として働いてます。 社内では物静かでただ仕事をこなす、真面目な人と思われています。 ただ、ぬすっとりおの時は別で派手に、華麗に、ミッションをこなすのです! 頭がいいように見えますが・・・そんなことは全然なく、 「トリオ=三人」をまったく知らないくらいです。 Q.ぬすっとりおはどうなったのですか? →その後もおなじような生活を送っています。 でも、盗む前に「こいつ悪い奴じゃなさそうだな・・・」と思ったときには、ボスにちゃんと盗む理由を聞くようになりました。 たまに夏目先生の家にいっては、肩を揉んだり、先生のお手伝いもしてるみたいですよ? Q.編集長はどこいった? →本編には出てきませんでしたが・・・こっそりと存在してます。 Q.本棚にある漫画のタイトルが気になります。 →演出と他数名の私物です! 「ちはやふる」「flat」「3月のライオン」「図書館戦争」「東京喰種トーキョーグール」などなど・・・ あとジャンプが3冊おいてありました。 実はそれらのジャンプ、テープを上手くつかって「シャンプー」になっていたんです! 本当は「宇宙兄弟」と「ハガレン」もおければ良かったんですけどね・・・ Q.ボスと奥さんの二役を何で一人の役者さんがやったの? →深刻な役者不足のためです。 もともと新入生のメンバーが少ないところ、8役も生み出してしまったので・・ 幸い、ボスと奥さんがかぶるシーンはなかったので、テトさんにお願いして 2役こなして頂きました。 Q.キャストの配役はどのように決めているのですか?? →毎回の演出さんによって変わるのですが・・・私は台本を作っている時点で「このキャラはこの人のイメージに似ているな」というのを参考にはめていきました。 あとは実際役者さんに台本を読んでもらって、キャラの感じが上手くはまっているのを一番大事に決めました。 本人のイメージとキャラのイメージが全く違ったのは、ぬすっとりおの「α」役、みほちゃんくらいです。 普段は物静かで落ち着いている彼女がどうしてもわちゃわちゃしてるところを見たくて配役を決めました。 Q.参考、影響を受けた作品はありますか? →特に影響を受けたものはありませんが・・・袴の感じとかをいくつかのアニメ作品をチェックしてみたり、箇所箇所の台詞例えば「逃げちゃだめだ」の下りをエヴァからいただいたり・・・そのような参考はちょいちょいしてます! Q.演出さんの経験にもとづいているとか!すごい人生を送ってそうで気になります。 もしよかったら主にどういった部分にどういう経験が生きたのかとか知りたいです。 →ありがとうございます、この質問すごく嬉しかったです! 裏表紙の「演出の言葉」に「今までの人生で得たことを詰め込みたいと考えてこの物語を作りました」と書いてありました、実は。 まだまだ短い人生かもしれませんけど、いろんなことがありまして・・・ 多分役者たちにもちゃんと話してないんじゃないかな・・・? 主に中学生の時にいろんなことがあって、不登校になったという経験が詰め込まれてます。 実際に「自分が吸ってる酸素は他の人が吸った方がいい」と思ったこともあったし、 「死んじゃってもいい」と思って刃物を持ったこともあります。 不登校になったことで親と上手くいかなくなって見向きされない時期もありました。 夏目先生が「うじうじしてるのは逃げてるサインだと思ってる」というのはまさに自分に向けての言葉です。 自分の殻に閉じこもってばかりだった中学生の自分に、行動してごらんと伝えられる今だからこそ生み出せたもの。 高校の恩師の話もほぼ実話です。 大学入試の時、あまりの不安と緊張から試験日の前々日に過呼吸になるまで泣き続けた私に「泣いてでもいいから胸張ってやってこい。おまえなら大丈夫」という言葉をいただいたことから生み出しました。 「泣いてでもいいから自分のやりたいことを自信を持ってやってごらん。 そうすればきっといいことがおこるよ。」 ・・・いいことがおこる、実際に起こったと思います。 この環境にこうして存在できること。多くの方に感謝の気持ちでいっぱいです。 アンケートの中に「メッセージが伝わってきた」とか「なんだか元気になった」という感想がちらほら見られてそれが一番嬉しかったです。 きっと今生活してて、どうしようもなく苦しい思いをしてる人、死んでもいいと思ってる人・・・沢山居ると思います。 そんな人たちの心に少しでも届けばいいと思ってこの物語を作りました。 作り手としてはきちんとメッセージをお伝えできたこと、それが一番の嬉しさです。 さて、最後はなんだかしんみりしてしまいましたが、 本当に「ニートあつめ」を支えて下さった多くの方に感謝します。 ありがとうございました! ニートあつめはこれで終わりますが、まだまだ風街は続きます! 11/14・15に開催される茨苑祭でのコント、 そして風街の本公演、11月公演が予定されています。 これからもぜひぜひお付き合いの程、よろしくお願いいたします。 それでは、またお目にかかる日まで。 ごきげんよう、さようなら! 「ニートあつめ」演出 あらちゃんこと荒木倫子
by kazemachi0903
| 2015-10-03 11:54
| 2015年新入生公演
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